業務用エアコンのリースについて解説!リース選択のメリットとは
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業務用のエアコン導入を検討されている方に知って頂きたい、「リース」という手段。購入以外の導入方法の1つです。リースは購入とは違い一定額を毎月リース料としてお支払するため、初期費用などのまとまった資金を用意する必要がありません。またメンテナンス等もリース料に含まれていることが多いので購入よりも、担当者の手間はかからないかも?しれませんね。一方でリース導入のデメリットはあるのでしょうか。この記事ではエアコンをリースで導入する際のメリットとデメリットについて解説していきます。
目次
1.業務用エアコンのリースとは
リースとは一言で表すとユーザーが欲しい商品を長期間で貸借するということです。まずは具体的なリースの仕組みについて解説していきます。
1-1.リースの仕組み
一般的にリースは、ユーザー・リース会社・サプライヤーの3者間で成り立ちます。
ユーザーが欲しい商品をリース会社がユーザーに変わってサプライヤーから購入し、ユーザーに貸し出すという仕組みです。
つまり、ユーザーのやること3つです
1-1-1.①導入物件の決定
ユーザーは、機種はどうするか、何台必要か、どこに設置するかを決定します。機種によって業務用エアコンの値段が異なるのは購入でも同じですね。購入と同様、見積を取ることができますので、希望に沿った業務用エアコンを決定していきましょう。
1-1-2.②リース契約をすること
導入物件が決定したら、リース期間、リース料の決定、リース料の支払方法、約款等を確認したうえでリース会社とリース契約を行っていきます。
1-2-3.④商品の納品
リース契約を締結したら商品が納品されます。業務用エアコンの場合、取り付け工事費用もリース料に含まれていることがほとんどのため、別途取り付け工事の手続きをする必要がありません。
2.リースにするメリットとは
リースを選択するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
2-1.初期費用が不要
業務用エアコンを購入しようとすると、エアコン本体代金にプラスして、取り付け費用も必要となります。複数台購入しようとするとさらに台数分の資金が必要です。
しかしリースの場合は月々一定のリース料の支払いのみとなります。したがって、運転資金を留保することができます。
2-2.固定資産税を払う必要がない
リースで導入する場合、業務用エアコンはリース会社から賃貸していることになるため、所有権はリース会社にあります。リース中の業務用エアコンは固定資産に含まれないため、固定資産税を払う必要がありません。
2-3.災害時の保険対応
火災・雪災・落雷などの災害や、事故・盗難・車の当て逃げなどによる業務用エアコンの損害は動産保険が適応されます*。万が一の際にも安心してご利用いただけます。
*リース契約により異なる場合がありますので、詳細はリース契約内容をご確認ください。
2-4.定期的な最新機器導入が可能
一般的にはリース期間の満了時には、業務用エアコン本体をリース会社に返却をすることになるので、新しい契約と共に、新しい機器の導入をすることが可能です。
{1-2-3④商品の納品}でお伝えしたとおり、リース契約の場合、取り付け費用もリース料に含まれているため、新たな契約を結ぶ場合には取り替えの費用が発生しないということのメリットと言えるでしょう。
3.業務用エアコンをリースにするデメリットとは
リースを選択するメリットを述べてきましたが、リースのデメリットもいくつか考えられます。デメリットについても導入前に確認したうえで決定していきたいところです。
3-1.中途解約ができない
自己都合による中途解約はできません。つまり、解約をしたい場合には、自己負担で物品をリース会社に返却したうえで、残っている契約期間分のリース料全額を損害金として支払わなければいけません。業務用エアコンの場合は簡単に返却することもできないため、別途取り外しの費用も発生する可能性は高いです。途中解約の金銭メリットは全くありません。
3-2.所有権がない
リース物件(今回の場合、業務用エアコン)の所有権はリース会社が保有します。ユーザーに所有権はありません。仮に契約期間7年でリース契約を行った場合で、7年後のリース期間満了時に所有権がユーザーに移るということもありません。(所有権移転リースの場合を除きます)
3-3.支払い総額は購入よりも高くなる
リースは一括で支払う資金を用意する必要はありませんが、買取に比べて支払総額は多くなります。
支払い総額は高くなるとしても、リース契約期間中は月々決まった額のお支払いだけで導入できます。また固定資産税等を払う必要がありません。リースで導入をする際にはメリット、デメリットも理解したうえで検討していきましょう。
4.リース契約手続きの流れとは
リース契約の流れは以下の通りです。
①見積
②事前審査
③契約
④商品の納品
リースは融資ではありませんが、リース会社による②事前審査が必要となります。詳しくはリース会社に確認してみましょう。
5.よく聞かれる質問
リースの疑問点、よく聞かれる質問に回答していきます。
5-1.リース期間が終了した場合はどうなる?
5-1.最新機種への変更
期間終了時に新製品に入れ替えてリース契約を新たに結びます。
再契約時には最新機種をご利用いただけます。
5-2.再リース
再リース料は年間リース支払額の1/12(当社の場合)*で、1年ごとに再リースの契約を結ぶことができるリース契約が多いです。再リース契約を結んだ場合、同機種を使い続けることができます。
詳しくはリース会社にご確認いただくことが安心です。
*リース会社により異なります
5-2.リース料の経費処理はどうなる?
毎月のリース料は資産計上となるケースが多いです。企業規模によっては必要経費に計上することができる場合もあります。詳細は所管の税務署等にご相談頂くことをおすすめします。
6.最後に
今回は業務用エアコンのリースに関して解説させて頂きましたが、企業の必要設備である、複合機やIT機器、社有車など様々な設備をリースで導入することができます。設備導入や古くなってきた備品の買い替えなどをご検討する際には「リースを活用する」ということも選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。
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